インド産マーシャルアーツムービー！
インドでもやっぱり李小龍は人気なんだろうなと改めて思わされた一本だった
痛みを感じない主人公スーリヤが師匠、そして幼馴染を守るため立ち上がる…！というストーリー
主人公が死亡遊戯のビデオを見ていたり、ロングストリートの影響で赤いジャージを着ていたりと思わずカンフー映画好きならニヤリとしてしまう要素があるのがとりあえず嬉しい
それに加えて主人公の憧れの師匠、空手マンは片腕ドラゴンならぬ片足ドラゴン！これもアツかった
でも映画全体として見るとどうしてもボヤッとした印象ではある
ボヤッとしているのはただ単にミュージカルシーンがあるから長く感じるというだけではなくて、他の原因があるように感じた
主人公の痛みを感じないという設定もあまり活きていなかったし、ラスボスが師匠の敵なのもあんまり燃えづらかった気はする
アクションはインド映画っぽさはあるんだけど結構面白い
そこまでカンフー映画オマージュがないのは残念だけど、主人公が結構動けるのもあって中々見応えのあるアクションシーンに仕上がっていた
なんだかんだ一番好きなのは主人公が見ていて憧れた空手マンの100人組手のシーン
杖をつきながらとはいえ、片足でここまでやれるんだ！と感心してしまった
ちなみにアクション監督は生粋の香港映画オタクであるエリックジェイコブス
オマージュはもうちょい欲しかったけど、満足度は結構あった
映画としては物足りなさはあったけど、好きな部分はある一本だった
