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主戦場のotayuのネタバレレビュー・内容・結末

主戦場(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

従軍慰安婦が本当にあったかどうかを検証するドキュメンタリー映画。
従軍慰安婦に近いものはあった。しかし日本の主張は、
・国が認めたものでなかった
・規模は20万人とは程遠かった
・奴隷ではなく、職業であった。給料も高かった。
しかも、
・元従軍慰安婦の発言に一貫性がない

そもそも、米軍のリポートにも載っていないし、
吉田証言まで誰も気にしなかったこと、
吉田証言もウソだったことがわかってる。

これだけ見ると、従軍慰安婦問題はウソのように思えるが、そうでもない。
後半は、反論がはじまる。
たとえば慰安婦が「職業であった」という根拠に、彼女たちが「外食していた」「映画を観ていた」という事実がある、それだけの自由があるから奴隷ではない、というロジックだが、国際法的にはそれでは証明にはならない。
とかとか、そんな反論がはじまる。
そこに、安倍総理の思惑の話が入ってきたり、普通に、1つの事実を2つの視点で切り取るドキュメントとして見応えがあった。
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