今や一大コンテンツとなった「Fate」シリーズのスピンオフコメディです。
これはツライ。今年のワースト候補です。
コメディ映画が上映されている劇場がこれ程凍てついた空間になるのはあまり経験がありません。
だいたいどんな時も1人くらいは笑い上戸の観客がいるものなのですが。
元来の「プリズマイリヤ」のファンディスク的な内容なのでストーリーがどうのとは言いませんがギャグのレベルが余りにも低く構成も4コマ漫画を適当に並べた感があります。
基本ナンセンスな出来事に対して長めの説明ツッコミを入れていくタイプのギャグが多いのですがこれが全く面白くありません。
これは声優の技量と言うよりも脚本の問題です。
劇場版の前作もそうですが主人公のイリヤはほとんど出てきません。
あの脱力的な説明ツッコミは意外と好きなので残念です。
結構な長尺で「ごっつええ感じ」のゴレンジャイのパロディをやるのですが今作のメインターゲットは40代なのでしょうか。
「ガールズ&パンツァー」が特別料金で安かったのに今作は63分でフルプライスなのが地味にムカついています。
「アベンジャーズ エンドゲーム」と同じ料金ですよ。