もこもも

ニノチカのもこもものレビュー・感想・評価

ニノチカ(1939年製作の映画)
4.1
仕事脳の堅物なニノチカが異国の地・パリで一人の男性に恋に落ちる姿を描いた作品

ニノチカがとっても魅力的
最初はなんでも分析して
笑わない仕事サイボーグやったけど
レオンに恋することで本来の
自然な女性になる姿が微笑ましかった
最初の無愛想なニノチカも
ユニークで魅力的に感じる
愉快な3人の部下も愛らしい
ロシアへの風刺が効きすぎやね笑

ニノチカが恋をするレオンは
最初はふらふらして強い信念を感じれない
ナンパ者やったから全然好きじゃなくて
尾行して料理屋に来るところらへんも
嫌な印象やったけどニノチカへの
愛が本物なことで自然と好きになっていった

一切笑わなかったニノチカが
レストランで大ゴケしたレオンに
爆笑するシーンはめっちゃ印象的
執事をお父さん呼びするのも好き
元大公女のおばさんめっちゃ嫌な人
ロシアに帰ってきてからの暮らしは
パリの生活と比べて窮屈すぎるね
3人組の部下と仲良しになってるのが
微笑ましくてみんなでパリへの恋しさを
語るシーンは切なかったから
ラストのレオンの愛故の策に心温まった
もこもも

もこもも