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ニノチカのエスのレビュー・感想・評価

ニノチカ(1939年製作の映画)
4.2
私的白黒映画ブームに乗って気になり作を。
グレタガルボ、めちゃくちゃプリンセスだなあと思ったし、終始無表情で冷徹だったニノチカから、やっと笑顔がみえた瞬間に胸がキューーーーーーーーーーーーンとなった。笑 お美しいです。wikiでみた日本でのポスターのキャッチコピーは秀逸だと思う。

政府が貴族から没収したロシアから宝石を売り捌くためにパリへ派遣された3人の派遣員が、持ち主である婦人の愛人のフランス貴族のレオンにうまく言いくるめられ、3人がしくじったところ、ロシアから新たな全権使節が送られ、その人物がうっかり敵と恋に落ちてしまうというお話。

位が高い人たちのロマンスは惹かれないかな〜なんて思ってたけど、相手が共産主義国にいる故、検閲という壁のデカさに頭を抱えた。報われて欲しいと強く願ったし、美しきエンディング。流石のビリーワイルダー……音楽も良かったです。
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