このレビューはネタバレを含みます
当初はコメディかな？って思う位、明るい場違いなBGM流れてます。共喰いっぽいんかなと当初は思っていた
あらすじは、田舎町、輩が女子を孕ませ、女子の出産中に女子の実家に盗みを働き逃げた。そして村を追われる。その後、息子は育ったが、村が輩を憎む気持ちと同じ様に嫌われていた。故に息子は歪み、心を閉じている。その頃、輩は他の町で詐欺を生業として屑の道を直走っていた。しかしそれは失敗し、追われる身、ある教会へ。時を同じくし、息子も輩の印象の所為で村から憎悪を受け続けていた、ふとした時あらぬ疑いで村に居られなくなり、その教会へ。奇妙な同居生活を開始する。ほんでそのあとは色々ある。
後半に掛けて評価は上がって行く。不明な点も多いが、まぁ、不器用さ不完全さを持つ人間と言う宿命を見渡せば、それも許せるか。要は、父と子の気の移ろいが主題となり、父は改心して行くのです。しかし、強引に過ぎる展開か。明らかな屑が、さしたる理由で改心する姿など誰も見たくない。屑を貫け。父の心に闇を差した何かが有れば別だが、それを描くのもまた興醒めだから難しいな映画。
人には勧められません。1：20くらいまでは面白くない。そこからはまぁ、3.5です。
てか渡辺いっけい好きが見たら良いと思う。それはとても良い。あと佐藤隆太が出てきた。知ってる？
