東映版ながぐつをはいた猫シリーズの3作目で自分が唯一観たことがあるのがこの80日間世界一周、横暴金持ちのグルーモン卿に刃向かった給仕のペロがグルーモン卿の提案で成功すれば自身の全財産をペロに譲り、失敗すればペロが一生奴隷になるのを賭けて80日間で世界一周に挑むという話しなんだけど、なんだろう、愉快でノスタルジーな感じがなんとも言えない。それと主人公のペロ、彼みたいなのをある意味、真のヒーローというのではないだろうか、普段は明るくとぼけているけど、いつも弱い者の味方でいてくれる頼もしいキャラクター、そして仲間のカバのカーター、ネズミのチビとオヤジさんに敵のガリガリ博士に殺し屋3バカトリオと変な乗り物に観てるだけで楽しい。話のテンポもいいし、動物世界の旅の風景がまた面白い。インドはとくに幻想的で綺麗だった。
