パワハラ、セクハラ当たり前!
と言われてた日本の芸能界に、今激震が走っている。
とある女優の告発からとある監督のセクハラが暴露され、あっという間にアイツもコイツも!という感じで監督だけじゃなく様々なパワハラ・セクハラ問題が業界内で槍玉に挙がっているからだ。
そしてこの作品は、そんなパワハラ、セクハラをストーリーの中心に据えた作品である。
このページのTOPに2022製作の作品と出ているが、実は2017年に製作開始で2018年には一旦の完成をみた4~5年前の作品だそうで、偶然にも実にタイムリーになってしまった。
この松本監督の作品は何本か観ているのだが、一様に思うのが設定は面白いのだがキャラが薄いということ。
突飛なキャラは出てくるのだが深堀されておらず、突飛なだけに「何でこんなことするの?」という疑問が湧いてきてしまう。
あとインディーズなんで仕方ないのかもしれないが、出演者に画力がない。
これもキャラが薄く感じる一因で、何か小劇団の芝居を見てる感じがする。
やっぱキャスト選びは大事だよね。
映画だもん。ドアップになるんだもん。
でもインディーズ系が好きな人は結構楽しめる作品なんじゃないかな?