最強殺し屋伝説国岡 完全版のＯASISのネタバレレビュー・内容・結末

京都を拠点に活動する凄腕の殺し屋に密着というモキュメンタリーだが、絶対こんな世界ないだろ、ともしかしたら裏でこんなことやってるかもしれないというフィクションとリアルとのバランスがギリギリのラインで、完成度は高いとは感じなかったが無し寄りの有りなレベル。

国岡のキャラクターの掴めないながらも時々漏らす人間臭さが密着モノとしていい塩梅。
それとは対称的に他の殺し屋達は漫画的な味付けでどうしてもフィクション感が出てしまっていた。
ラストの肉弾戦はちゃんと肉体同士のぶつかり合いが感じられて良かったが、それ以外はたまに昔のカンフー映画みたいな効果音があったりしてチープさを感じてしまう場面も。

この映画の経験がベイビーわるきゅーれに繋がっていくならば見ないわけには行かないし、これを見たあとにベイビーわるきゅーれを観たら格段にアクションが進化してたのか分かったので良かった。