パピワン

最強殺し屋伝説国岡 完全版のパピワンのレビュー・感想・評価

3.7
「YouTuberか??」(劇中、何度も言われる)
「うぇい、ご苦労ちゃん!」

すげーーアホでマヌケでおもしれぇ映画(褒め言葉)。
知らなかったぁ…日本がこんな銃社会、殺し屋天国の世紀末国家だったなんて…
日本の「闇」を明らかにした挑戦的なドキュメンタリー映画!
休日の日中から日本の闇を垣間見てしまった…🤗
93分、バカっぽくて面白いけど、後半は飽きがくるかな?

ドキュメンタリー映画なだけあって、「ブレアウィッチプロジェクト」のようなPOV手法。
カメラワークが揺れ、画質が安っぽいという作り。
…擬似ドキュメンタリー映画、いわゆるモキュメンタリー映画…
ノリと雰囲気が「コワすぎ!」シリーズに似ているから、バカバカしさを楽しめるか否かで好き嫌いが分かれそう。

あらすじ!!
監督の阪本は「ベイビーわるきゅーれ」を制作するため、京都にいるフリーの最強殺し屋「国岡」の密着取材をする事に!
最強と言われている殺し屋の国岡は、まだ23歳、殺し屋を始めてからは2-3年。
殺しもするが、普通に青年らしく遊びたいし、恋愛もしたいという感性の持ち主。

そんな国岡の密着取材で、だんだんと垣間見えてくる殺し屋同士のネットワーク、多種多様な殺し屋達。
国岡は淡々と仕事をこなしていくが、殺し屋の繁忙期(!?)に突入すると国岡の仕事に1つの失敗が!!
外注(!?)に出していた案件を、とちった殺し屋のせいで事態はどんどんと大事になっていったのだ!!

はたして、国岡は事態を収拾することができるのか!?
阪本は良い画を撮り、ベイビーわるきゅーれの制作に活かすことができるのか!!?

てなーーお話し!!
殺し屋のネットワーク、組織なり多種多様な殺し屋といい「ジョン•ウィック」を連想する設定、世界観。
ジョン•ウィックでもそうだったが、個としての殺し屋が強すぎて、警察、軍隊がまるで役立たず、もしくはいないかのような状況…

この劇中でも、街中で殺しをしてようが、銃をぶっ放そうが、殺し屋達はまるで捕まる様子がない…
殺し屋達のキャラが面白いので映画自体は面白い出来だけど、リアリティといった部分は破綻しまくっているのでそこを楽しいと感じるか否か…

アクションもスピードはあっても迫力が無いため、凄いんだか、凄くないんだか…
展開に波が無いのか、ワンパターンなのか後半はちょっと飽きがきてしまったのは残念だったかな?

それでも!!
ボーーっとチャチャ入れながら見るのは楽しかった🤗
おバカ映画好きならぜひぜひー!な作品てしたー!
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