ドント

ほんとにあった!呪いのビデオ 81のドントのレビュー・感想・評価

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演出や編集がまるっきり変わったので、こりゃあスタッフ変わったなと思ったらオシャレスタッフ川居がいなくなっていて演出(監督)もKANEDAなる人に変わっていた81巻。スタッフ一新の結果は!
「共通点のある短編が連作短編~長編と化していく」というのを採用していて、そのアイデアと挑戦心は大いに買いたいのだが、改変をした旨味もごく少なく、いつものフォーマットを崩した分全体としての締まりも悪い。それだけならまぁ次は頑張ってね!と思えるのだけど映像のプロや霊能者を出して語らせるのはどうなのか。いや崩しすぎでしょうこれは。一体どこへ行きたいのか。恐怖は解説すればするほど遠ざかる。
短編「見つけて」は現象こそこわいのに、いかんせんオッサンが小さすぎ。ラストの霊障動画もガッカリもの。結局「301号室」の音と「物置小屋」の鳴き声が一番怖いのであった。あと以前からちょくちょくあるのだけどナレーションの日本語がおかしい。今回は特におかしい。なんというか、頭からシッポまで全部なんとかしていただきたい。
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