負け犬チョンミ

100日間のシンプルライフの負け犬チョンミのレビュー・感想・評価

100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)
3.8
氷点下の真冬のベルリンをパウルとトニーが素っ裸で走るのが面白かった。ホンマ、アホ(笑)
37歳と35歳なんだから、もっと大人になれよ!と思いながら笑って見てました。

現在進行形の大量消費社会とスマホ依存社会の問題(?)を取り扱った作品なので、結論をはっきり出さないラストがよかったと思います。

パウルのお婆さん第二次世界大戦中の写真についてもう少し掘り下げてで欲しかった気がします。
でも、「あの頃は何もなかったけど、幸せだったの。」と言われると、偽善のような気もするので、掘り下げなくってよかったのか。
パウルの両親&お婆さんは東ベルリン側の人達なのかな?

面白かったけど、何故評価をめちゃくちゃ高く出来なかったかと申しますと、「結局のところヒロインは美人なのか。」と。
確かに、若かりし頃のケイト・ウォルシュの雰囲気があるヒロインの女優さんは素敵でしたよ。私も美人は好きです。
でもね、トニーの助手の冴えない30歳女子は、冴えないまんまで終わってしまいましたね。ちょっとだけ、トニーの恋の手助けをしたのに。残念。