デルタ

100日間のシンプルライフのデルタのレビュー・感想・評価

100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)
4.0
いつも明るくユーモラスなマティアス・シュヴァイクホファーと、ドイツのサム・クラフリンと言ってもいいくらいハンサムなフロリアン・ダーヴィッド・フィッツ、私生活でも仲が良い二人の二度目の共演作。

スマホ依存症のパウルとコンプレックスの塊のトニー。大げんかした2人は酔った勢いで大金を賭け、
すべての物を倉庫に預け、全裸で所持品ゼロの状態から1日1つずつ、必要なモノを取り戻し100日間生活する。
フロリアンが監督、脚本、主演を務めるコメディ。

雪が降りしきる夜のベルリンの街で、一糸まとわぬ男が2人、凍えながら疾走する様は滑稽以外の何ものでもございません😂

笑える要素も満載ですが、良い台詞も多く、フロリアンの脚本家としての才に感嘆させられます。
シュヴァイクホファーが出演するコメディ作品では一番面白いと思いますが、演じているトニーは良い人とは言い難く、傲慢で思いやりに欠けます。
パウルは優しく控えめなので、余計に😂

ドイツのコメディ作品の中でも特に観るべきのイチオシです☆
デルタ

デルタ