大好きなだけに残念。この言葉に尽きる。
いや、ほんと真面目に憤慨した。
LUPIN THE IIIRDシリーズは死ぬ程好きで、そこからルパン三世のファンになり、昔の作品など観るようになった。LUPIN THE IIIRDは私をルパン三世に引き摺り混んだ沼である。だから！私は今作を観て落胆した。
第一弾、『次元大介の墓標』
第二弾、『血煙の石川五ェ門』
この二作品に付随するのは、ハードボイルドさ。そして敵の圧倒的な魅力。
次元大介を持ってしても勝てそうにない、ヤエル奥崎。石川五ェ門の新境地を切り開いたホーク。この二作品に惚れ込み、また峰不二子という、ルパン三世一味の中でも人間性が感じられない彼女のバックボーンを見られるかと、公開当時踊り狂った。
が、蓋を開けてみればいつもの峰不二子であり、そこに圧倒される魅力がない。子供を庇い、母性を感じさせるけれど、それも……。
今作を観終わったあと、物足りなくてアニメ『峰不二子という女』を再度観てしまった。
あのエロさ、ハードボイルド、すべてを見ても『峰不二子という女』のほうが勝っている。
また今作の敵ビンカムの魅力の無さよ。とくに書き込むものが無いわ笑
峰不二子の色気にやられるという至って普通の流れ、あー、そっちじゃないんです、求めていたの。
峰不二子のかっこよさを感じたいなら『峰不二子という女』
峰不二子の意外性を感じたいならアミ・エナンを相棒と呼んだ『ルパン三世シリーズ5』を見るべき。
大好きな作品だからこそ、切なかった。
ルパン三世シリーズは否が応でもスコアが甘くなるが、これは無理。
次回作は期待してます！
とりあえず、峰不二子と風呂に入れたあの坊やには嫉妬しました笑
ストーリー : ★☆☆☆☆
映像 : ★★☆☆☆
設定 : ★★☆☆☆
キャスト(声優) : ★★★★☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
cc/ヤバいぜ、不二子。
