カイ

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘のカイのレビュー・感想・評価

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)
3.7
大人ルパンの三作目。

テレビシリーズよりも不二子やルパンにほぼ笑いはなく(ジョークはある)色気がムンムンと漂っている。だから"大人"なのである。

小池健監督といえば前二作の次元と五ェ門も担当していた。アドバイザーである石井克人監督の『PARTY7』のオープニングアニメがめちゃめちゃクールでかっこよくて、これを小池監督が担当していた。だから大人ルパンもクールでカッコイイのは当然である。

テレビシリーズ(深夜アニメだった)『峰不二子という女』もアダルトな雰囲気があり峰不二子の過去に焦点をあてたものだった。ルパン達と出会う前の彼女とは?の物語。(小池健監督はキャラクターデザインと作画監督)

今作は一番相性の悪そうな子供を守る立場の不二子。そこに謎の殺し屋が関わってくる。この人間なのか何なのか正体不明の殺し屋までも不二子の魅力にやられてしまう。もう不二子に見つめられて口説かれたら人類皆が虜になってしまうかもしれないぐらい。

さて、次元に五ェ門そして不二子ときたら次はルパンになるんだろうか。正直私は日テレのルパンのよりも小池健監督の大人ルパンの新作の方が楽しみである。
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