菩薩

海辺の恋の菩薩のレビュー・感想・評価

海辺の恋(1963年製作の映画)
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序盤で『私はモスクワを歩く』を思い出してみたり、3人並んで歩く水平に『踊る大紐育』を思い出してみたり。今日2本観たうちでよりとっくりセーターに特化したのがこちら、言ってる事もやってる事も大して変わらないが、このニヒルで感傷的な姿勢ってのはギィ・ジルの特徴なんだろうか。戦争が生まれた年に生まれた彼女は戦後の象徴なのだろうし、戦前・戦後を俯瞰してみたところで世の中まるで変わらないと言うか、色づく過去と色褪せる今。まぁなんでこんな適当な事書いてるかと言うと、まぁまぁ寝たんだよね。花粉症が悪いって事にしておくれ。微かに香るホモセクシャルな部分は彼のパーソナルな部分なのか(だから埋もれてしまったのか…?)、帽子のとこキュートでした。
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