ジェイティー

トラブル・ウィズ・ユーのジェイティーのレビュー・感想・評価

トラブル・ウィズ・ユー(2018年製作の映画)
2.5
主人公で警察官のイヴォンヌは殉職した旦那の汚職により無実の人間が収監されていた事を知る、早速出所した青年アントワーヌを尾行するも冤罪によって人生の大切な時間を失っているがために自暴自棄となっていた。
ある日の尾行で自殺を図ろうとしたと勘違いしたイヴォンヌはとうとう接触してしまい嘘に嘘を重ねることとなるお話

内容的に非常に重くもできるものですがその辺はフレンチコメディ寄りになっていました
けれど一つ一つのエピソードやギャグなどがうまく調和しているようにはとても思えず、中盤はかなり不快に感じることの方が多かったです。
主人公イヴォンヌに関しては贖罪の気持ちと偽りの暮らしであったとはいえ、父を英雄視している息子テオとのことなどがあり揺らぎがあるはずなのは良く分かるのですが、見せ方があまりよくないせいか主体性のない臆病者にしか見えずかなりイラっとしました。
まだ人生が狂ってしまったアントワーヌの方がまともに見えました。

世の中は選択することが多く、生きているうちに触れることのできるものはわずかです。
視聴リストに入れている人は是非観ない選択肢も念頭に置いてください。
それほど酷いです。