美しく明るい中での狂気 ”新感覚ホラー”として、発表当初から注目しており、満を辞して鑑賞！
私自身そこまでホラー大好き！とか得意なわけではありませんが、
目を覆いたくなるような残酷な描写も時たまあるものの、我慢できない程のものは少なかった印象です。
次の展開が気になるので、2時間半をあまり長いと感じない作品でした。
なんといっても、ホラーなのにずっと映像が美しいというコントラストが珍しく、「逆に怖い」という新規性が本作品の評価されるべきポイントかなと思います。
架空のスウェーデンの田舎の村を舞台にしているのですが、世界中を探せば、昔からの習わしとして実際におこなわれていそうだな！と思いました。
不気味だけど、どこかであり得そうなところがまた怖さを増すように感じました。
外部の人間からしたらどう考えてもおかしいのに、村の人々にとっては、村がすべてで、そこで行われていることが正義であり、疑いもしない。
結局人間の怖さなんですよね。。
