どっちかというと、クズが苦しみながら最後を迎えるところを詳細に見たかった。
宗教感を伝える手段としての飛び降りというインパクトを与えることは理解できる。
最後まで詳細に見せ、徹底的に彼らが絶望する様子も見たい。
コミューンの住人と劇団員の人間が同じものに見える。
しかし、感情を共有してもらえるという事はダニーにはいい事なのだろうと思う。
そして予想通りで終始退屈。
主人公は泣いていたり不機嫌だったりしてずっと不細工なのだが、ダンスの衣装の辺りから可愛くなる。
泣かないで髪を整えていたらかわいい。
人の顔は表情によってとても変わる。死人の顔が生きていた時の誰なのか、誰が死んだのか、今ひとつよく分からないまま終わった。
でもクソは全滅したのだと思うのでその点はいいことだと思う
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レビュー記載後、他人のレビューをざっと見たが、他の映画にあるあらすじをただ書いてレビューとするものが比較的少なく、
本来の感想が多いように思う。
ただのあらすじ屋さんはこういう映画は好みではないのかもしれない。