すいかのたね

ミッドサマーのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

何というか予想外なことがあんまり起こらないホラーでした...まあそういう話みたいだねって主軸から全然外れないから大体予想はつくけど、カタルシスは少なめで、ある種のサクセスストーリーにしか見えない...。村ごと焼き払って欲しいな~というのがまず大きな感想でした笑。監督はこういう話がお好きなようですな。

不気味不気味と言われてますが、あの村の人らはなんか良く分からん神様?崇めてて具体的なメリットあるのかな?手を叩いて催眠術みたいなのができる?のか、それも何か食い物や飲み物の力なのか分からない。

美男美女ばかりでもないし、一定の年齢になったら死ぬの推奨みたいだし、何がそんなに有難いか分かりませんでした。輪廻があるみたいな話するなら記憶の継承や、何か不思議パワーが使えるとか挟んでも良かったと思います。死ぬ恐怖が云々なら普通の宗教で十分では...。

あとはまあエッチするシーン...誰もが思うと思いますが...アレじゃ勃たないでしょ笑。せめて盛り上げ役?は美人とかを厳選してくれ...更に種貰ったら即死ぬ候補って...現金だなと思ってしまいました。

でも音楽や効果音の使い方は凄く上手いなと思いました。何というか...嫌な音で溢れてる笑...夜常に赤ん坊の泣き声がするのはちょっとやりすぎじゃね?とも思いましたが。

まあ秘境のヤバイ風習みたいな話にツッコミ入れるのは野暮ですが...期待していたところもあり、思ったより盛り上がらなかったなというのが正直なところです。もうちょっと短くまとめる方がいい気がします。
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