ミッドサマーのりりのネタバレレビュー・内容・結末

1人の少女が洗脳されるまでを描いたドキュメンタリー。

全ての描写をボカさず、写しきった映画に久しぶりに出会った。
内容的にはカルト教団の生贄として連れてこられた主人公達。仲間が少しずつ減っていくなか、ちょっとずつ主人公が洗脳されていく。
ペレの人選完璧すぎ。
だから、主人公に絶対来て欲しい。って言ったんだね。最初から土台が出来上がっているから洗脳されやすい。
彼氏は偽善者。本当に独善的。
なのに、自分に欲しいものができたり、疲れるとあからさまに雑になる。
人の研究をあたかも自分が先に考えていたと言って横取りしようとしたり、ヘラってる彼女を疎ましく感じたり。
自分が一番いい子ちゃんでいたいタイプ。
他の仲間も、研究のためなら禁止されている場所の撮影する人、初めから俗世にまみれている人。捧げ物にぴったりすぎる。

悲しいとき、嬉しいとき、快楽を感じるのもみんな一緒。ずーっと共鳴していて笑った。
自分が泣いている時、あんなふうにされたら、醒める笑
でもあの中にいたら、幻覚剤の効果も相まっておかしくなるかも。