ryok0913

ミッドサマーのryok0913のネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

周りの友達が口を揃えて凄かったと言うので、
やっと観た。

映像は美しく、可愛らしく、北欧の楽園といったところで
カラフルでメルヘンそのものだが、
その美しさの中に想像を絶するほどの恐怖と残酷さが潜む。

カルト教団の儀式としてのSEXの描写は
スタンリー・キューブリックの
「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせるが、
凄すぎてコメディに見えて来たほど。

そして音楽が素晴らしい。
現代音楽的な電子音のドローンと弦楽のサウンドトラックが全編に流れ、
この後に起こる惨劇を予感させる。

不安、不安、恐怖、絶望を
音楽で表現したかのようだ。

「ヘレディタリー」でもアリ・アスターのキューブリックのリスペクトが観られ、それも映画の魅力のひとつとなっている。

ディレクターズ・カット版を早く観たくなった。
ryok0913

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