家族を失ったダニーは大学の友人達とスウェーデンの奥地で開かれる"90年に一度の祭"を訪れる。太陽の沈まないその村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように思えた。
ゆっくりと確実に違和感を感じさせつつも視聴者側の常識を侵していく演出に飲み込まれていった。
村人たちの屈託のない笑顔と終始明るく、色鮮やかな背景に不快感を覚える。
監督的には文化の違いに対して偏見を持たずに認めていこうとゆうことを言いたかったんだろうけど、個人的には集団心理の恐ろしさを描いていると感じた。
この作品をサイコホラー作品ととるのも、ファミリー作品ととるのも個人個人の価値観によると思う。