このレビューはネタバレを含みます
グロい。けど相当グロいって覚悟して観たので割と軽傷でした。
グロ映画だけど、観た人誰もが「グロ映画」ってだけじゃ括れない感想を抱くはず。あり得ない設定なのに、あっても不思議じゃない描かれ方。終始トリハダが止まらなかった。
正義も悪も、結局は誰かの主観であって、命の捉え方も人それぞれ。
これが「文化」だと言われてしまったら、なんて言えばいいんだ？
ちなみにコニーとサイモンが殺された理由だけまじで分かりません、誰か教えてください。
（そもそも口外禁止な訳で、この祝祭に参加した時点でタダでは帰れない、生贄になるか家族になるかの2択ということ？）
（追記）
2度目の鑑賞でコニーとサイモンの死についてなんとなく納得。最初のシーンでイングマールが2人の馴れ初めを話していたけれど、だからそこ呼ばれたということですよね？生贄にするために。
恨みの感情を抱いたイングマールとウルフ（恐らくマークを殺した犯人）が生贄に立候補するところもホルガ村らしい。
ちなみにスウェーデン人の友人曰く、ホルガ村と、村人が死ぬまで踊り続けた話はどちらも有名な、日本で言う桃太郎的な昔話らしい。
彼らの話すスウェーデン語は、どこの地域にもない変わった話し方らしく、存在し得ない世の中から隔離された村としての色を出しているよう…
