このレビューはネタバレを含みます
2020年16本目
カルト大好き人間なので飛びついてしまったけど、なっっっっがい。そして途中で頭痛くなりしんどかった…
色々見てると最後は(ダニーにとっては)ハッピーエンドと捉えれば良さそうなので、そう捉えます。良かったねダニー。新たな"ファミリー"ができて。
この作品に関わらず、都会から来た余所者が、奇祭に衝撃を受けて「こんなのおかしい！！間違ってる！！」って怒り散らすっていう「この村のおかしさ」を視聴者に説明してくれる一連の流れが好きなんですよ。
村もおかしいけど、自分の育ってきた環境こそが正義であると信じて疑わない都会人の怒りも表現されてるのも込みで。
生贄とかって難しいよなぁ…
双方納得してたらアリなのか、それでも現代的にナシなのか。
ペレのことクソだと思ったけど、諸々の散りばめられた要素から(メイクイーンの写真多すぎ、皆祭りに慣れすぎ、ペレの両親も焼かれた等)、祭りは90年に一度ではなくて数年に一度、もしくは毎年やっていて、ペレは村で生まれたわけではなく過去に家族旅行などで両親とここに来たのだろうね。
だから下手をするとどうなるか知っていた。なので余所者の生贄を連れてきた。
そう考えると全て納得だなー
うーん、面白い。
まあ総合して気持ちのいい作品ではまずないので人には勧められないし、また見たいとは思えない映画です。褒めてます。
あとダニー役の子、クロエちゃんに似てたわー。
3/2追記
観賞直後は私には合わなかったな〜と思ってたけど、いろんな考察を見たり自分の中で反芻したりすると、何だこのヤベエ映画…！もう一回観たい…！となってる。
色々考察したりした結果の自分の感想も、観た直後の素直な感想も大事にしたいので
また見たいと思えなかった自分の感想もちゃんと残しておきます。
