話が通じない。
そして人間関係、家族関係も希薄であるのが現代。
かつて、人間関係が濃密で村社会による秩序、掟で世界が存在していた。
排他主義、村化を潜在的に望む層が一定数、何処にでもいて、非教養的で憮然とした態度を取る人間を支持する光景が現代でも目撃できる。
あいかわらず人間は野蛮な所を残している。
この作品は宗教観の対立というよりは、文明観の対立で、現代では文明サイドが非文明サイドに勝利している。
が、ミッドサマーは、非文明側の勝利となり主人公は楽園に再び足を踏み入れる事となった。
祝祭だった。