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狩人たちの触覚の一のレビュー・感想・評価

狩人たちの触覚(1995年製作の映画)
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すんばらし。『狂った舞踏会』でもそうだったように、男(ゲイ)が囚われるのは甘美な記憶なのだ。しょっぱなの阿部定られた全裸死体写真にまずアガる。

なかったのでここに追記。
『暴行クライマックス』(1987)
佐藤寿保×夢野史郎。冒頭バーナーで焼かれるコインロッカーの扉からしてイメージが鮮烈。いわゆるコインロッカーベイビーの主人公は何故か革ジャンを憎み、Gジャンと金属(ナイフ)を愛でる。彼女が体験する謎の"冥想タンク"はチープだがSFっぽい見事ないかがわしさ。その疑似子宮の中でのレイプは水が波打つ音と小さな声だけが響いて不気味。もちろんそれを見つめているビデオカメラ。
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