正義の審判をネット民に仰ぐ。
もちろんルールも法も逸脱している。
でも、社会がこんな状況なら、
悪人はこうして裁く。
サスペンス作品としては物足りない。
が、
警察も検察も裁判所も、
フェアーではないという事はうすうす感づいていたけど、国民なんてどうでもいい感が完全に露呈した2019年、多くの国が似たような事実だ。
こんなアンフェアな事が続くと、
本作のような私立の刑罰が起こる可能性は充分にある。
その時は民衆のブレーキは効かない。
歴史が証明している。
セリフでもあるが、
大統領が撃たれてもうやむやにしてしまう国でアンフェアな事がこれ以上続くと、松明を掲げ、階段を上がる儀式のブレーキが効かない本物のポピュリズムに発展しかねないと発信警告してる作品でもある。
ジャック・ニコルソンのジョーカーも
こんな事してた。