このレビューはネタバレを含みます
大好きな歌ととても繋がりの強い事件で、修学旅行中だった高校生は私と同い年でした。
当時は、責任を放棄して逃げ出した船長が主な話題で、遺族の悲しみにまで考えが及んでいなかったなぁと。
この作品は事件当日の様子にはあまり触れず、残された遺族の苦しみや葛藤、そして、そこから立ち直りたい、立ち直らせてあげたいという気持ちに焦点が当てられていて、怒りすら湧かなかったかな。
大切な我が子を失ったという悲しみの大きさに差はなくとも、その痛みに立ち向かう方法は人それぞれで、毎日涙を流し鬱ぎ込む人もいれば、自分たちは笑顔で生きていこうと前を向こうとする人もいる。みんな必死で努力してる。
自分が死んだら、みんなどんな風に私を記憶するのかな。と、そんなことを考えました。
BTSのSpring Day、聴いてください
