2014年4月16日の痛ましい事故
この事故で息子を亡くした家族の再生への道のりを描いた作品
いつか見なきゃと思いながら、自分のメンタルとも相談しないとと先延ばしになっていましたが、ようやく視聴
あの時の衝撃は今でも覚えているけど、どこか遠くの出来事のように感じている自分もいて。こういう映画を見ると、フィクションでありながら、遺族の喪失感や癒えることのない傷や悲しみはリアリティをもって迫ってくる。
事故の描写はないけれど、ないからこそ、事故の大きさではなく、最愛の息子を失った家族(特に母親)の悲しみと真正面から向き合う形になり、とても感情が揺さぶられた。し、母親の慟哭、そしてそばで見守ってきた隣人の介抱シーンには、こちらも一緒に滂沱してしまう😭
最後の誕生日会のシーンは、ドキュメンタリー映画を見ているようにも感じました。あの支援者のおじさんの話し方がナチュラルで、自然な掛け合いの演技が上手。
結婚式のスライドショーでも毎回泣いちゃうのに、あんなスライドショー見せられたらダメでしょう。御涙頂戴なのは予想していたけど、想像を遥かに超えた嗚咽でした。
ところで、この夫婦に既視感でしたが、チョンドヨンとソルギョングはキルボクスンじゃーん!チョンドヨン素晴らしい演技だった。どうしてイルタではあんなに残念だったんだろう(毎回言う)