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僕の特別な兄弟のmidoredのレビュー・感想・評価

僕の特別な兄弟(2018年製作の映画)
2.9
身体障害と知的障害を抱える2人の男性が助け合って生きるヒューマンドラマ。変にBL風なのが鼻につくし、女性キャラはペラペラだし、やたらと感動を盛り上げる安っぽい感じも気になり、エンターテイメントとしては上手くまとまっているものの、素直に面白かったとは言えない空疎なものが残りました。

そもそも、いくら絆が深かろうとも重度身体障害者の介護という重労働を知的障害者に担わせるのは倫理的に問題あるのではなかろうかと思います。その手の雑音が多くて大音量BGMにて無理矢理押し出されつつあった涙も引っ込んでしまうといった感じです。

似たような世界観なら『海洋天堂』の方が断然好きです。申し訳ないですがこちらは『海洋天堂』の劣化版といった印象を受けました。
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