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炎のメモリアルのTELAのレビュー・感想・評価

炎のメモリアル(2004年製作の映画)
3.0
所有。視聴2回。吹替あり。
ヒューマンドラマ。
ホアキン劇場に期待しちゃう映画。

【ジャケット裏のあらすじ】
ボルチモアの穀物倉庫で大規模な火災が発生! 仲間と共に現場に駆けつけた消防士のジャックは、一刻を争う状況下で爆発の危険も顧みず、高層階に取り残された生存者の救出に全力を尽くす。恐怖に脅える生存者を励まし、窓からロープで脱出させることに成功するジャック。しかしその直後、背後で爆音が轟き、床の穴に呑み込まれたジャックの身体は、階下に投げ出されてしまう…。

【感想】
原題の『LADLLR』とは、ハシゴ隊のことみたいですね。で救出業務も担うのがハシゴ隊。
物語は、ハシゴ隊隊員のジャック(ホアキン)が、救出業務中に階下に滑落して、重傷を負い、孤立し身動き出来なくなるところから始まる。場面は切り替わって、ジャックが入隊し、成長する過程を描きながら、途中に現在(孤立重傷の状態)も挟み込む。といった流れ。
ジャックが助かるのか気になりながら、現在に至るまでを観ていく。

ジョントラボルタさんが、優秀な上司役で登場しますが、実はこういう役が最もあっている気がします。そう思わせるくらい圧巻の演技。「死を悼むより、生き方を讃えたい」泣いた。

ちょっと気になったのは、消防署内で火遊び。さすがに不謹慎な気がしました。
後は宙吊りになっていて、窓を体当たりで破るシーンがあるのですが、窓を破った後にすぐ他の隊員が助けにくる、、、助けがくるなら、その隊員に窓開けてもらった方が安全だったのでは、、、
と、ところどころ突っ込みどころもありますが、ホアキンフェニックスさん、ジョントラボルタさん、それからジャシンダバレットさん(なんと父親が消防士)の見事な演技で、見応えのある映画に仕上がっていましす。

余談になりますが、調べてみたら消防士の殉職率0.01%(日本)らしいです。ただし、ここには現場に出ない職員も含まれています。なので現場職員だけで計算すると、もっと高くなると思われます。

2回連続で観ましたが、もう1度観るだけの心の強さが私にはないので★3.0

【ホアキン劇場】
●絶体絶命・消防士ホアキン。
ジョントラボルタさんと共に、見事な演技を魅せますが、近年のような主張の強い演技は見られませんでした。それが求められる映画ではないのでしょうけど。
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