るる

ミッション:8ミニッツのるるのネタバレレビュー・内容・結末

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープを繰り返し、列車テロの真相を探るSFサスペンスなのだが、無限ループからの脱出がテーマともいえる。夢の中の女とのラブストーリーの側面も。

このシチュエーションを思いついたことがすごい。密室系ホラーの趣も感じた。予算はそこまでかかってないのかな?どうだろう。

徐々に真相が明らかになっていき、無力感と焦燥感に苛まれながら、心身ともに追い詰められていく展開は、新たな世界への旅立ちともいうべきラストで、カタルシスを迎える。

デジャブの描写には、ああ、と目頭が熱くなった。現実の未来は、どうなったのだろう、という一抹の疑問もあるが、程よい緊張感の持続する90分で、満足。
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