作品名は知ってはいましたが、自分では見る気が起こらず…たまたま見る機会がありました。観て良かったです。
東日本大震災時に障害を持った方はどう避難されていたのかを事実に基づいて描いた作品。
テレビの情報しか知らなかった私は、そうだったのか…と思わずにはいられませんでした…。避難所に居られず、半壊の実家に戻ってひっそり暮らしている人、家族に見捨てられた人、様々でした。
日頃からいろんな人が自由に暮らせるようににしておかないとなかなかその方々まで意識が行くのは難しいのではと感じました。
あの状況でよく見捨てなかったなぁ…と頭が下がります。
振り返って自分はどうすれば良いのか、今は思いつきませんが、少しずつ視野を広げていければと思いました。とても見やすく、わかりやすい作品でした。
今回は目が見えない方にも見られるように音声ガイド付きでの上映。目が見える人にとってはシーンに変わる前に状況説明がある時もあり、ネタバレやん!と驚いたが、セリフとの間に入れないといけないからなのか!と納得。しかし、ガイダンスの女性の方のお声がどうも刺すような声で落ち着いて見られませんでした。これは耳が幸せになるお声をお持ちの声優さんの出番では…なんて思ったりしたのでした。
震災の実際の映像などもあり、石川県のことを感じずにはいられませんでした。石川県の皆さまが少しでも早く復興しますように、願っています。