ドキュメンタリーではなく劇映画。
だけど、監督さんが、全て本当だと思ってくれていいと、トークの時に仰っていた。
知らない人に知る機会を与えてくれる映画。
真正面から描いた映画。
被災地で、障害者が消えた。
各避難所で、障害のある方たちの姿が見えない。それは何故か。
様々な理由や状況から、避難所から離れて、危険であっても自宅に戻っている方が多かった。緊急時や、避難所は、人数多いものが優先になってしまうから。。
安否を確認したいが、情報開示ができない個人情報保護法の壁。
10年後20年後の病気より今生きることが大事だと、線量の多さを知らせる計器が鳴っていても去らずに支援を続ける。また全障ネットの協力で支援が広がっていく。
当初の「障害者支援」を「被災者支援」に、垣根なく全ての人を対象に支援しようとするのが、素晴らしかった。
忘れないことと、備え。
色んなところで見る機会があればいいな。
