菊池寛の「父帰る」を大勢の俳優が演じる。家族を背負って来た長男、苦労して来た母親、父の顔を知らない次男と娘、そして放蕩のあげく帰還した父親。それぞれの役を15人前後の俳優が演じてる。
オーディション…
佐藤雅彦のc-project、第2作。
以前、佐藤さんの講演で触りだけ見た作品。通してじっくり鑑賞。
どんどん役者が入れ替わるのに、違和感なく受け入れられてしまう不思議。そうか、文学なのかぁ。役者を…
佐藤雅彦さんの講義目当てで来てたこともあり、講義テーマが「イマジナリーライン」と「マッチカット」だったので注視した。
そしてこちらも実験映像。
結果的には、イマジナリーラインの法則を破ったことには…
同時に上映された三作品の中では、本作品が最も映画らしかったが、演出が非常にユニークだ。舞台稽古みたいな、あるいは俳優のオーディションのような設定で、役は同じだが俳優が次々に入れ替わるという斬新な手…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
や、ヤラレターと思いました。
最初に言わずともオーディションだと匂わせることで、一気に登場人物が変わるのに、お話の素晴らしさと俳優の素晴らしさでそのまま一気に引き込まれて、ちょっとは混乱するけど、そ…