ホラーというか、怪談話というか、ファンタジーというか…不思議なお話でした。
終盤に従ってどんどん話が繋がっていって、最後は腑に落ちるお話しでした。
湘南で旅館を営むお婆さん役の樹木希林さんが登場してからは、画面に引き込まれて釘付け。
晩年の希林さんの演技は自然というよりも、神々しく、祈るように演じているように思えた。
希林さんの口から
「幸せにならないとね、、」と放たれた言葉。
傷付く事、辛い事、たくさんあるけど
それでも生きていれば報われるときが来るんだよ。と、言われた気がした。
命尽きるまで生きること、
最後に希林さんが残したメッセージのようだった。