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ペイン・アンド・グローリーのmoryのレビュー・感想・評価

3.5
映画監督サルバドールが病気と心の痛みを抱えながら自らの人生を思い返す話。
 
とても美しく、映画が人生に彩りを添えてくれるものだと感じさせてくれる作品でした。ニュー・シネマ・パラダイスとか、僕等のミライへ逆回転のように映画上映を通して映画への愛を描くのではなく、自己表現としての映画への愛を描いた作品でした。

ペルモ・アルバドロス監督作品は少しずつ履修しているところですが、好きな監督のような気がしています。原色バリバリな色づかいに宿る繊細な人生の機微が心を揺さぶります。
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