ひとりぼっちのジェット・リー祭り！！
今作は、125人のジェット・リーがマルチバースの如く暴れていく物語です。
『マトリックス』のオファーを蹴飛ばしてまで、ジェットが出演した作品でしたが、とにかく面白くなかった。笑
ジェット・リーのカンフーなんですが、稚拙なCGとワイヤーだけで、お世辞にも上出来とは言えない...。ジェット・リーのいいところを全て消してしまった黒歴史と言える作品かも。
まあ、二人のジェット・リーとの対決とかは興味深いかな。ジャッキーの『ツイン・ドラゴン』では、ジャッキー同士の対決シーンはなかったしね。
ただ、カンフーアクションとSFは、やはり食い合わせが悪い！
ジャッキーの『タキシード』『ポリス・ストーリーREBORN』なんかもそうだけど、香港アクションは正統派な物語しかダメ！笑
監督は、ジェームズ・ウォンと言う監督で、あの悪名高い『ドラゴンボール』の監督でした。笑
若き日のジェイソン・ステイサムが出演しており、もしかしたらジェット・リーを見て、アクションスターへの道を志したのかも。
ジェット・リーに纏わる思い出話を。
昔高校生の頃、大学受験が終わって暇だったので、新橋文化劇場に『D&D 完全黙秘』って作品を見に行きました。
その新橋文化劇場って凄くて、香港の映画館みたいにとにかく怪しい！ガード下のポルノ映画館なんだけど、普通の映画もやってわけ。高校生でも入れてくれたんだけど、サボってる外回りリーマンのおじさんしかいない！
高架下の劇場のため、電車の音が凄いし、観客ほぼ皆んな寝てる！ってすごい光景でした。新橋文化劇場も今は無くなり、多分イタリア料理屋になってる。
90年代の頃は、怪しい映画館多かったんだけど、21世紀に入ってから本当に無くなりましたね。
と、雑談はこれくらいにして、まだ未知のジェット・リー作品に触れて行きたいです！
