寿退社し、子供を授かったジヨンは、専業主婦となった。だが、友人の死や産後鬱、世の中の平気で知らない他人を傷つけるような環境など色んなものが重なり合って、鬱病のような状態となってしまう。症状としては特殊で、おばあちゃんが憑依しているような状態となり、その間の行動や言動を全く覚えていないという状況を、何とかジヨンを傷つけないように、夫のデヒョンは手を差し伸べようとするのだが…。
前々から気になっていたこの映画。
Takaさんの『こんな感覚になったのは初めてかも？非常に良い意味での秀逸な作品☺️』っという言葉に惹かれて見ちゃいました。そして、良い映画でした。韓国のエンタメ強いですよね。
こういう家族愛系の映画見ると、我が夫婦の関係性の薄っぺらさに、情けなくて涙が出そうになってしまいました笑
お互いに支え合おうとする家族、母の優しさ、嫁の気遣い、旦那の配慮、何かジーンっと来ちゃいました。
韓国にしても日本にしても、欧米諸国からすると男女格差が激しくて、今でこそ感覚的にはちょっと変わってきてるかなとは思いますが、やはり未だに子育ては女性の役割的なところが強いですよね。映画の中で『出産は女性の役割だけど、子育ては夫婦二人で』って言葉がありましたが、まさにその通りだなと。まぁ現実問題男性で育休が取れる会社なんてごく僅かでしょうけどね。
旦那の実家に来ても、一人で部屋にこもりYou Tubeを見て、人が動いてる時にも一人で酒を飲み、誰よりも早く寝て遅く起きる我が家の嫁はジヨンのようになることは100%ないなと思いました涙
