おまめ

82年生まれ、キム・ジヨンのおまめのネタバレレビュー・内容・結末

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

全く刺さらなかった…。
実際、韓国の人と結婚してた私は
3世だけど文化は根強い家庭だったようで
男尊女卑は酷かったし
嫁は法事の度に買い出しから
身内全員が集まった後の片付けまでが
当たり前だったし
嫁なんて…言い方悪いけど奴隷みたいな感じで
義理父母だけじゃなく義理の兄弟やその嫁にも怒られるから気を遣いまくるし
ただ、今思うと意地悪されてた訳ではなく
女は…ましてや国も違う嫁には
自国の式たりを教えなきゃって感じだったはず

ジヨンは何故、認知症みたいになったのか?鬱なのか?その後は小説を書く事によって治ったのか?
答えが分からないまま終わったなぁ

めっちゃ恵まれてるのに人に寄ってキャパが違うとしても
旦那は働いて稼いでくれるし子育ても参加してるし、何より奥さんを心配してくれてる!

自分は能力があるのに自尊心が高いからか
私は子育てだけに追われてる!私は閉じ込められて息が出来ない!
だから病気になったみたいな描かれ方してるけど…私の理解力がないだけでしょうか?
そういや、掃除も潔癖そうだったなぁ
完璧じゃないと気が済まないんかなぁ…

そもそも、子育てや家事も立派な仕事。
私は自分と重ねないように観ようとしたけど
いやいや…子供は成長するし
子供が必要としてくれる時期なんて
めちゃ短いし
抱っこ出来なくなる頃には
自分の事がある程度、出来るようになるのになぁ
私は産後、1ヶ月も休まず仕事復帰したから
もっと子供達の側に居たかったから羨ましい
実家の家族も優しいし。

色んな意味で、全く共感出来なかったのは
やっぱり、自分の経験が邪魔したのかも。
おまめ

おまめ