夢で逢いましょうの作品情報・感想・評価

夢で逢いましょう1996年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

4.1

『夢で逢いましょう』に投稿された感想・評価

不潔恐怖症の主人公、神隠しに逢う森と消えた父親、監視された団地、人工心臓の管理人、女王様に目覚める母親。

隔離された寓話の世界。

キリンさんが好きです。でもゾウさんの方がもっと好きです。お前だよ!松本引越センター!!
と言うのは置いといていつもの佐藤寿保のピンク映画……とはかけ離れて異質な雰囲気を放つ『夢で逢いましょう』は、夢…

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び

びの感想・評価

3.4

原作は山本直樹。佐藤寿保にしては珍しく寓話的だなー思っていたら、やっぱり手持ちカメラとモニターは登場するし、食糞プレイ、うさぎ小屋で青姦もする。後期作品ながらも寿保節は未だ健在。母はSM嬢に、父は伝…

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開始早々、車の中で寺田農がベラベラ喋り、後ろに座っている娘はマスク着用で極度の潔癖症?と不穏な雰囲気で最高。カメラで監視された団地って安全な印象を受けるが、誰かに見られていると思うとゾッとする。現実…

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一

一の感想・評価

-
めっちゃいい。父は失踪し、母はSMの女王様に、娘は監視者そして母に。原作は山本直樹だが、またしても家族の離散と再構成を描く佐藤寿保。ウサギとスカトロSMで食糞の韻踏み。
あ

あの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

重度の潔癖症なので防護服、マスク、ポリエチレン手袋姿の主人公。犬の糞を持ったまま気絶する。前半は監視カメラ越しに愛を育むのでソーシャルディスタンス映画、、、?
久石譲みたいな音楽でエンディングに突入…

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csm

csmの感想・評価

5.0

ウサギの交尾みて失神したちあささんを車椅子に乗せモニタールームに連れていく詰襟の湯川くん、母が設計したニュータウンを監視し続けるプルトニウム電池で動く人工心臓の管理人、造花を売るちあさ母と遭遇した冴…

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いきなりセーラー服に防塵マスクを付けた女子高生の青沼ちあさで最高。そこに父の寺田農がベラベラ喋ってるだけで言うことなし。監視モニターでいっぱいのニュータウン管理人の部屋もいい。
抗菌スーツ&マスクの少女の話ではあるが、やっぱり出てくるビデオカメラとモニターが主役。どちらもフィルターの中と外の世界のことではある。

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