これ、芥川龍之介に対する冒涜でしょ…
この話は、小説で見るからこそ面白い作品だとつくづく思い知らされる
検非違使と真砂が兄弟という視点は面白いけど、恋愛関係まで行くとミラクルすぎてギャグ映画になっちゃう
濡れ場が意味もなく多すぎてラリって作ったんじゃなかろうか
占い師はいきなり脱ぎだすわ、木こりがいきなり襲ってくるわ…たいがいにせい!
本来この物語は
藪の中で起こった強姦事件を検非違使(今で言う警察みたいなもん)が目撃者に聞いていく目撃談と事件当事者の異なる発言を元に読者が事件の真相を模索して推理して楽しむ神がかった作品。大好きな短編小説なだけに、あまりに違い過ぎてて怒りを覚えちゃいました。