ヒラリー

シラノ・ド・ベルジュラックのヒラリーのレビュー・感想・評価

3.4
17世紀半ばのパリ
優秀な剣豪であり詩人のシラノ
パーフェクトと思われる彼のコンプレックスは大きな鼻
従妹のロクサーヌを密かに好いていたが彼女から好きな人がいる事を打ち明けられる。
ロクサーヌの想い人クリスチャンは顔が整っていがた愛を囁くのが苦手な男
自分の好意を隠し、二人の恋を応援する事になるが…
ストレートな愛の言葉よりも詩的でロマンチックな言葉を求めるロクサーヌ
最初は見た目だけで好きになったクリスチャンが理想過ぎる男だと舞い上がってもその言葉を綴ったのはシラノ…
当の本人は遠回しに愛を囁くだけでロクサーヌは相手にすらしてない。
あまりにも貧乏くじ引き過ぎて不憫オブ不憫…
鼻、鼻、鼻と何回も言うもんだからくどいぞ!女はロクサーヌだけじゃないし!とも思ったけど初心な男には彼女しか見えてなかったのだなぁ…

哀し。。
ヒラリー

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