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紅い服の少女 第一章 神隠しのchinsukoのレビュー・感想・評価

2.8
台湾の都市伝説をモチーフに映画化・第1章

主人公イージュンの恋人ジーウェイ、その祖母が失踪し、続けてジーウェイまでも失踪する。ラジオDJのイージュンの元に古いカメラが送られ、映像には山でハイキングを楽しむ老人達と紅い服の少女が写っていた。

ちょっとした場面に映り込む「何か」とか、モンスターの様な何かの映し方は、日本のホラー演出を想起させるものの、それが何なのか妄想なのか存在するものなのか解らないまま進むので、怖さに直結しない印象となってました。

想像するに、妖怪に近いもので人のエネルギーを吸収している存在の様に思え、または主人公は堕胎をしておりその悔恨が「何か」とリンクして幻想を見ているのかも、とかぐらいですね。

モンスターみたいなのが何の根拠も無しに出ているようにも見えて、ホラーだけど恐くはないという感想に至りました。

第2章で明確にされるのか、この調子だと期待は出来ませんが、一応次作に続きます。
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