ぶん

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコのぶんのレビュー・感想・評価

4.0
家には2つの側面があると思う。
箱か、箱だけじゃないか。

・雨露をしのぎ生活をするための箱
・かけがえのない想い出の詰まった箱

前者なら理不尽な目にあって家を取られても無理してその土地に居ない。

では後者なら?
地下の上昇で住めなくなり、納得いかない想いが募っていく過程を想像してみる。
作中の郷愁あふれる音楽も感慨深い。

サンフランシスコはある時期、確かにあなたの居場所だったよ。
ぶん

ぶん