りょうすけ

ゲキ×シネ 『髑髏城の七人』 Season 花のりょうすけのレビュー・感想・評価

4.5
みなさんお久しぶりです🙇‍♂️2週間のテスト勉強からようやく解放されて戻ってまいりました... 大学に入学して初めて医学部の大変さに気づかされました...

何はともあれテストは終了したので今日から映画鑑賞再開しようと思います。今回はテスト期間中に近所の映画館で限定公開されていたこちらをレビュー。

劇団新感線の代表的作品「髑髏城の七人」の映像化作品。今回、2017年にできたIHIステージアラウンド東京の柿落とし公演として上演された「花」をゲキシネにて鑑賞しました。

小栗旬、山本耕史、成河、青木崇高など超豪華キャストに加えて新感線の顔でもある古田新太らで上演したバージョン花。今年の3月くらいに僕がレビューした小栗2010年バージョンと大筋は一緒でしたが構成や演出がかなり異なっていたので、もはや別物として楽しめると思います。

見所はありすぎて全てあげられないので劇場とキャスト、演出についてだけ書きます。

本作は座席が360°回転する劇場で上演されているので場面転換が非常に面白い。固定の舞台で様々な場面を演出する舞台よりも作り込みが半端なかったです。ある場面では実際に水の流れてる川の演出もあって舞台を超えたものを感じました。

またキャストについても素晴らしいの一言でした。なかでも個人的に好みだったのは天魔王役の成河さんでした。ミュージカル「エリザベート」とシェイクスピアの「十二夜」で彼のことを観たことがありますが、「エリザベート」同様、狂った役がとても上手い方ですね。

多分、あまり演劇を観ない方からしたら実写版「美女と野獣」のルミエールのイメージしかないかもしれませんが、とても魅力的な俳優さんだと思います。これから舞台だけでなく活躍していかれるのかとおもうと楽しみですね。

最後に本作最大の魅力であるアクションについて。2010年版の時も思いましたが、3時間ある演劇とは思えないほどアクションシーンがすごい。あれほどまで動いてて1週間で何公演もこなすのは相当な体力がないと無理なんじゃないかと思うほど...

ほぼ全てのキャストがガチガチのアクションを披露してくれるので、3時間があっという間に過ぎてしまいました。続けてもう一度観たいと思ったほど。

NETFLIXにて配信されていますが、僕が今回鑑賞したバージョンとは異なる模様。そちらとも比較してみたいです。6/1からまた新しいバージョンも配信されるのですでに配信されているバージョンも含めて観られるものはコンプしたいなと思っています。
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