Elie

ゲキ×シネ 『髑髏城の七人』 Season鳥のElieのレビュー・感想・評価

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どうしてももう一度見たかった鳥髑髏。実際の公演を見て、ライビュまで見に行ってて、それでももう一度見たかったのは、サダヲ捨ゆえ。いかにも地の男っていう、忍びっぽい出立とかがすごく好きで、もう一度会いたかったのです。今回、アマプラでレンタルできるということで、真っ先に購入しました。

サダヲ捨の間に合わなかった話、もっと実際の描写として当時の情景を見てみたかった気持ちになるし、殿の子分だった時代を本能寺で散り散りになるまでのスピンオフとしてこの役者陣で描いてみて欲しさを、サダヲ捨を見ていると強く望んでしまいます。ワカの3人も好きだけど、鳥の3人も相当好きだ。

ワカドクロのテイストが染み付いていると、見るのが3回目でもエンタメ寄りの演出に最初はびっくりしちゃうんですけど、響く場面ていうのは響きますね。どのパターンでも無界屋陥落での荒武者隊が頑張るところでは号泣します。この日は在宅勤務中の家族の後ろで声を殺して泣いていたのですが、気づかれてティッシュの箱を差し入れされました。優しい。

それから夢見酒に至るあたりの蘭の表情。これは上演時の感想にも書いてありそうですが、殿への思いとか、断ち切ったはずのものが自分の中で思う以上に上位を占めていたことに気付いてしまったとか、色々去来しすぎてやばいですね。あと兵庫かだれかのアドリブが炸裂しているときに、結構朗らかに笑っちゃてるところ、これが結構好きです。ワカドクロのときはひたすら堪えてる感じだったけれど、鳥蘭にはユーモアというか、人間味が強く出ていて好きです。兵庫さんwて若干草生えた感じで諭すように呼びかけるときの声の柔らかさとかも好き。

公演を見たときの感想:http://citychrom.jugem.jp/?eid=1517

ライビュ見たときの感想:http://citychrom.jugem.jp/?eid=1520
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