良くも悪くもゲキシネ(映像)用の作品
IHIステージアラウンドで行われた公演は
役者さんの緊張感や熱量を感じられた
360度回転する劇場の演出は高揚感を煽り
幕間の無いテンポの良さで物語にのめり込み
ステージだと思わせないほど壮大だった
スクリーンによる補足説明や上下の演出で
解りやすさや臨場感を表現していた
痺れるシーンや演出がたくさんある
会場が一体感になれるライブ感は唯一無二
そして最後は自然と涙が出て感動する
一方、ゲキシネはスケールが小さく感じた
痺れるシーンは減っていた(二度目だからかも)
しかし、映像用に編集されている為
役者さんのアップの顔や決めポーズ、
ちょっとした演出や小ネタなど
演出側の見逃してほしくないシーンが
ちゃんと見れる
劇場では、俯瞰で観ていた演出も
投げかけられたセリフに対する
役者さんの表情や所作がはっきり見える
好きな役者さんに集中して見逃していた
他の役者さんの名演技を見ることができる
2017年の『髑髏城の七人』は
音楽や構成、役者さんの個性や演技力で
シーズン毎の色の違いを見事に表現していた
シーズン風は観劇に行けなかったが
周囲の評判が良かったので
次回のゲキシネで鑑賞したい