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いなくなれ、群青のaaのネタバレレビュー・内容・結末

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は同名小説。ある日突然、捨てられた人たちの島、階段島に、七草がやってくる。島を出るにはなくしたものを見つけなければならなかったが、疑問さえ抱かなければ平穏に暮らすことが出来る、幸福もないが不幸もない島だった。そんな中、幼なじみの真辺が島にやってくる。真辺は突然島に来て過ごすことに納得が行かず、七草たちを巻き込んで島から出ようと奮闘する。その内なくしたものとは自分が成長していく上で、いらなくなった自分の人格であることがわかる。それが集まった島。真辺は理想主義者で七草は悲観主義者と語られるが、それ故に現実世界での二人は噛み合わず、傷付ける結果になっており、だから七草は悲観的な自分を捨てたということだった。真辺には現実世界で暮らして欲しいと一度は戻すことに成功するが、真辺は七草の捨てられた部分もないと嫌だとまた島に戻ってき、現実世界の自分達が間違っていることは許せないから一緒に証明してくれと言い、七草は受け入れて終了。映像は綺麗で、なんというか実写なのにアニメを見ているような感覚があった。初っ端から真辺が生理的に無理すぎた。真辺の理想は本質的かもしれないしたまたま皆の意見が一致していたら彼女はとても心強い存在になり得るだろう。だが勿論ただの一人の人間、間違うこともいくらでもあるに決まっているのに、それを考える余地があまりに少な過ぎるような自我の強さがまじで無理だった。後半はまだ慣れたが、圧倒的七草の肩を持ちたい派。あとキャスト全員中学生にも高校生にも見えん。好きな人だから隣にいたい訳ではないというのはよくわかる。
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